すぐ出来るSEO対策!アンカーテキストの適切な書き方について

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みなさまはリンクに書かれている文言から内容を事前に把握してクリックされると思いますが、この文言の内容によってクリック率や検索エンジンに大きく影響与えてることはみなさまご存知でしょうか?

今回はSEO対策で簡単でとても重要な「アンカーテキスト」についてまとめてみました。

SEO対策以外でもアクセシビリティ・ユーザビリティ向上も期待できるので、
とりあえずリンクは「詳しく見る」や「こちら」で済ませてる方は今回の記事を最後まで読んでみてください🙏

そもそもSEOとは?

SEO対策とは「検索エンジン最適化」のことで、簡単に言うとウェブサイトやコンテンツを検索エンジンの上位に表示されるようにする対策のことを指します。

SEO対策のゴールはシンプルですが、対策するためには様々な施策を行う必要があり、大きく分けて「外部SEO」と「内部SEO」の2種類に分類されます。

外部SEOとは

ウェブサイトの外部に焦点を当ててウェブサイトの信頼性を向上させる取り組みのことを指します。
他のウェブサイトからのリンクを取得すること(被リンク)や、SNSなどでブランドの認知度高めるなど、権威と信頼性を高めることなどが含まれます。

内部SEOとは

ウェブサイト内部の要素や構造を最適化することを指します。
コンテンツの品質向上、キーワードの適切な配置、URL構造の最適化、メタデータ(タイトルタグ、メタディスクリプションなど)の最適化、内部リンクの構築などが含まれます。

内部SEOはウェブサイト内の要素を最適化する対策、外部SEOはウェブサイト外部の要因に焦点を当ててウェブサイトのランキングを向上させるための対策です。

両方の側面をバランスよく取り入れることで、より効果的なSEO対策を実施することができます。

今回の記事で紹介するアンカーテキストは内部SEOの施策になります。

アンカーテキストとは

アンカーテキストは簡単に言うとリンクに書かれている文言のこと。

↓ソースで言うと「このテキストがアンカーテキスト」の部分

<a href=”https://evoworx.co.jp”>このテキストがアンカーテキスト</a>

アンカーテキストは主にユーザーや検索エンジンに「リンク先がどんなページか」を伝えるために使います。

アンカーテキストは役割

アンカーテキストの役割は検索エンジンとユーザーにリンク先やコンテンツの内容を伝える役割があり、適切なアンカーテキストを設置することで、以下のような利点があります。

検索エンジン最適化(SEO)

アンカーテキストは、リンク先のコンテンツの内容を示すために使用されることがあります。検索エンジンはこのテキストを分析して、リンク先のコンテンツと関連付けます。そのため、適切なキーワードや説明的なテキストを使用することで、SEOの向上に貢献します。

UXの向上

アンカーテキストは、ユーザーがリンク先のコンテンツを予測することに役立ちます。適切なアンカーテキストを使用することで、ユーザーがより迅速に目的の情報へアクセスできるようになります。

アクセシビリティ

適切なアンカーテキストを使用することで、スクリーンリーダーなどを利用するユーザーにとっても、リンクのコンテキストを理解しやすくなります。アクセシビリティを向上させることで、より多くのユーザーがウェブコンテンツにアクセスできるようになります。

適切なアンカーテキストの書き方について

アンカーテキストを書く際には、いくつかの基本的なステップがあります。これらのステップに従うことで、読み手がリンク先のコンテンツを正しく理解しやすくなります。

リンク先の内容に合わせてテキストを書く

アンカーテキストを書くときの基本になります。
検索エンジンは、リンク先のコンテンツとの関係を見るために、アンカーテキストをチェックするため、ページが特定の言葉やフレーズについて書いてある場合、その言葉やフレーズをリンクに使うことで、検索エンジンが正しく内容を理解して評価するのに役立ちます。

また「詳しく見る」「こちら」「more」など指示語で書くとリンク先の内容が伝えられずリンク先の情報が不明瞭なため「〇〇についてはこちら」「〇〇の商品情報を詳しく見る」などイメージしやすいテキストでリンクを設置するのが理想です。

ちなみにアンカーテキストの設置次第で異なるワードと目的が違うウェブサイトがヒットしてしまう事があります。

有名なのは「出口」や「いいえ」で検索するとYahoo! JAPANが上位に表示される事例があります。

原因は成人向けコンテンツの年齢認証のページで18歳未満のユーザーに向けたリンク先が「出口」や「いいえ」でYahoo! JAPANのURLが設置されていることで起きた被リンク効果の影響によるものです。

こちらについてはリンクレピュテーションとは?「出口」でYahooが表示される理由という記事で解説しておりますので気になる方は読んでみてください。

簡潔に内容を伝える

リンク先の内容を要約して明確に表現することが重要です。

記事タイトルをそのままアンカーテキストに使うこともできますが、
リンク先の記事タイトルでは伝わりづらい場合は記事本文から参考にアンカーテキストを書き直してみましょう。

リンク先のキーワードを入れる

関連性をより協調させるためにリンク先のキーワードを文言に入れることで検索エンジンへクロールされやすくなります。

例えば会社のウェブサイトのリンクを設置する場合、

株式会社エヴォワークスのホームページ

上記のように会社名だけにリンクを設置するのではなく、業種や特徴などキーワードを入れてあげることでより、どんな会社かを伝えやるくなります。

原宿駅から徒歩5分のウェブ制作会社「株式会社エヴォワークス」

またキーワードは多すぎるとユーザーの利便性や検索エンジンの評価が下がる原因にもなりますので2〜3ワードほどで収めておきましょう。

アンカーテキストを書くときの注意点

上記の内容から以下の5つのポイントを意識して適切なアンカーテキストを書いてアクセシビリティやクローラビリティ向上に繋げましょう。

  1. リンク先のページの内容を正確に表現
  2. 読みやすく、理解しやすいものにすること
  3. できるだけ短く簡潔に書く
  4. リンク先と無関係の文言を書かない
  5. 「詳しく見る」「こちら」「more」といった指示語は避ける

まとめ

リンクに設定する文言について長々と書きましたが、シンプルに見えて奥深い施策です。

「詳しく見る」や「こちら」でとりあえずリンク設置を済ませていたらすぐに適切なアンカーテキストへの改善を行ってみましょう!

アクセシビリティ・ユーザビリティ向上、検索エンジンのSEO向上も期待できるので是非みなさまもこちらの記事を参考にリンク周りの改善を行ってみてください。