採用コラム

エンジニアとデザイナーのアクセシビリティ勉強会

年末が近づく中、エンジニアとデザイナーでアクセシビリティの勉強会を開催しました。

アクセシビリティに関する知見は職種を問わず重要です。
職種間での認識を合わせることで、よりよいものづくりができると考え勉強会を開催する運びとなりました。

勉強会を遂行するべく、エンジニア・デザイナー数名で企画チームを編成。
アクセシビリティの意義や必要性を再認識し、実務に活かしてもらうことを目的に企画を進めました。

勉強会の概要

エンジニア9名、デザイナー9名、アシスタントディレクター1名、計19名での開催となりました。
はじめに全体に向けた解説を行い、その後チームに分かれてディスカッションを実施。
さいごに各グループで議論した内容を発表します。

アクセシビリティはだれのため?

そもそもアクセシビリティとは?だれのためのものか?
はじめの解説では、アクセシビリティの基礎的な内容からおさらいしました。
2024年に改定された障害者差別解消法の内容を交え、改めてアクセシビリティ対応の重要性を説きます。
また、対応例として画像の代替テキストの設定内容と影響について触れ、デザイン・実装時に考慮が必要な要点を解説しました。

事例から考察する

おらさいを終えたあとは、エンジニア・デザイナー混合のグループに分かれてディスカッションを行います。
実際にありがちなデザインパターンを題材に、それぞれアクセシビリティの視点から悪い点・改善案について議論しました。
ディスカッションにはFigJamを使用し、挙がった意見をテキストにまとめながら各チームで進行します。

発表とフィードバックを受けて

さいごに、各グループで議論した内容をチームで発表。
異なる着眼点を持つ各チームから、さまざまな意見が飛び交います。
まとめとしてWCAGの達成基準を参照し、リードエンジニアからの解説やフィードバックを受けながら理解を深めました。

参加者からは次のような声が寄せられました。

(エンジニア)
アクセシビリティはすべての職種が理解を深めることでより品質向上につながると感じた

(デザイナー)
さまざまな状況のユーザーにとってなにが最適であるか常に念頭に据えてデザインしていこうと思った

おわりに

職種ごとのミーティングや勉強会は定期的に開催しています。
今回、エンジニアとデザイナーで勉強会を開催することでお互いの視点や知見を共有し、アクセシビリティに対する理解を深めるよい機会となりました。
今後も職種を交えた勉強会を定期的に開催し、よりよいものづくりを目指します。

「アクセシビリティはみんなのため」