良いデザインをするための6つの要素

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こんにちは。デザイナーの世喜です。
僕は今でこそ色々なデザインに携わっていますが、入社当初は右も左もわからない新米デザイナーで、当時はめちゃくちゃFBもらってましたw

最近では、あまりFBがないというか自分で案件の責任を持って後輩にFBを出せるようになってきたのですが、入社当初と今だと何が違うんだろうと思ってブログに書き起こすことにしました。

今回は、良いデザインをするために何が大切なのかを考察してきます。

1.目の解像度

色々なデザイン著書でも触れられている目の解像度。

良いデザイナーは目の解像度のようなものが高く、同じモノを見ていてもそこから得る情報量が違うと思います。これは身につけようと思ってもすぐに身につくものではなく、経験から形成されるスキルです。普段からどれだけ良いものを見てアウトプットできているかで目の解像度のレベルと取得スピードが変わると思います。

入社当初、上司からデザイナーの目になってないなーってよく怒られていたのを思い出しますね…

2.思考の奥行き

これは当たり前のようで、とても難しいです。

デザインしている際に今後の展開を考えつつ、デザインして拡張性の高いものをなど考え、情報や要素が本当に適切なのかを思考するのはなかなか難しいです。ただ、良いデザイナーはこの項目を確実にクリアしているんだなと先輩や世に出回ってるサイトデザインを見て思います。デザイン性にばかり目が行きがち(これは僕に言えますw)ですが良いデザイナーにとって重要な要素と言えると思います。

3.アタマの柔軟性

デザインには正解がないというだけあって様々なアプローチする方向があります。

「間違えてはいないがデザインが普通…」みたいなことがあると思います。こういう時は1つのデザインに執着するのではなく他の手段はないかと考えるべきで、色々な手法を使ってデザインパターンを制作するべきです。コンセプトだけはブレさせると白紙に戻ってしまうので時と場合によりますが、基本的にコンセプトは変えずにパターン制作すると良いです。

「他にもっと良くなる方法はないのか?」と自問自答を繰り返し試行錯誤することでより良いデザインを導き出せると思ってます。

4.細部へのこだわり

「神は細部に宿る。」ドイツの建築家ミース・ファンデル・ローエが好んで使っていた言葉です。

webデザインも同じで1pxの単位で完成度が変わってきてます。最終的にデザインを細部までブラッシュアップできているか否かでデザインのクオリティは大きく変わってきてしまうので、どんなに時間がない時でも必ず細部のブラッシュアップを欠かさないことが良いデザインをする重要な要素だと思います。

5.スピードの追求

引用adobe

デザインのクオリティを上げるためには、柔軟性を持って取り組み細部にこだわるといいと前談でお伝えしましたが、これらを実現させるためには時間が必要です。案件には決められた時間があり必ずしもたくさんあるとは限りません。だからもうスピード上げるしかないんですw

スピードはデザイン思考力とオペレーションスキル(デザインツールの操作)で早くなります。思考力は日頃のリサーチとアウトプットでデザインの引き出しを作らないといけないので、すぐには身につきませんが日々の積み重ねが重要になってきます。オペレーションスキルはショートカットキーやデザインツールにどんな機能があるかを覚えるだけで向上します。

6.ポジティブ思考

完成形をイメージして、ワクワクしながら制作できているか?

これってすごく大事だと思います。クリエティブは体力勝負なところがあるし、しんどい時も多々ありますが楽しめないと良いデザインはできないと思います。企画の精度や様々な要因でモチベーションが下がることはありますが、ネガティブにならずポジティブに思考した方が良いアイディアが出るし作業も楽しくなると思うので、僕はポジティブな気持ちでいることを大切にしています。

最後に

良いデザインを作れると社内や社外から必ず反響があります。

みんなワクワクするような顔をしていてそんな表情を見ると嬉しくなります。