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2021/12/10

制作現場でつかえるAdobe Capture

Written by Teruhiko Seki

  • app
  • adobe

INDEX

    こんにちは。デザイナーの世喜です。

    あともう少しで一年も終わりますね。弊社では、年末に自社の年賀デザインを制作するのが恒例行事になっていてデザイナーは毎年のこの時期になると、案件の傍ら制作を進めています。

    今回はAdobeからリリースされている制作の現場で役立つデザインアプリを紹介します。

    はじめに

    普段からお世話になっているAdobeさんのアプリになりますが、ここ数年モバイルアプリの開発に力を入れているそうです。そんなモバイルアプリの一つが【Adobe Capture CC】。スマートフォンのカメラを利用して、デザイナーの制作を手助けしてくれる便利なアプリです。

    Illustrator・Photoshopと連携して使用することを前提に作られているアプリなので、普段Illustrator・Photoshopを使用しているデザイナーは一度つかってみるとその機能に驚くと思います。クリエイティブクラウドと連携させてAdobe Capture を使用すれば、スマートフォンやタブレットが制作用のマシンに変身します。

    ベクターグラフィックに変換

    「シェイプ」機能をつかって、簡単にベクターグラフィックを作成することができます。

    これが一番特徴的な機能で、撮影した画像を滑らかなべクターグラフィックに変換し、イラスト制作につかうことができます。Illustratorでもトーレス機能があるのですが、Adobe Capture の場合、撮影データをそのままベクター化できるので、よりクイックに作業でき調整もしやすいです。手書きでスケッチブックに書いた絵をスキャンしてから作業する人はより機能の効果を実感してもらえると思います。

    Illustratorでパスで描いたイラストを手書き風にしたい時にも便利です。
    ❶パスで輪郭を描く
    ❷プリントしてアプリで撮影(パス化されます)
    ❸イラレ転送後に調整して仕上げる
    この3つの手順で手書き風のイラストを仕上げることができます。手書き風が苦手な方はこの制作方法を試してみると作業が捗りますよ。

    フォント判別

    雑誌、看板、広告などから気に入ったフォントが写った写真を撮ると、Adobe Fonts から似ているフォントのリストを表示してくれます。

    街中で見かけて「このフォントいいなー」と思うことはデザイナーなら一度はあると思います。もちろんあとで調べたりはすると思うんですが、似たフォントが見つからない時もしばしばありますよね?このアプリがあれば、撮影したフォントに近い印象のフォントをAdobe Fonts内のデータから表示してくれるので重宝しています。

    対応フォントはAdobe Fonts内の欧文フォントのみのため、残念ながら日本語のフォントには対応していません…
    今後のアップデートに期待したいですね。

    カラーテーマとグラデーションの作成

    自分好みの色合いやグラデーションを見つけたときも、Adobe Captureで取り込むことができます。

    インスピレーションになるシーンやマテリアルにカメラを向けるだけで、求めている雰囲気のカラーをピックアップしてくれるので、色選定する際などに役立ちます。グラフィックをスマートフォンに取り込んでスキャンすることもできるので、参考にしたいデザインなどの色も調べることができて便利です。

    デジタルブラシの作成

    作業に適したブラシが見つからなくてWEB上で探すことがありますね。僕は探しても見つからなくて自分で作ってしまうことが多いのですが、このアプリをつかうと撮影した写真や画像を使用し、自分の求めるデジタルブラシを簡単に作成できます。

    撮影後にアプリ内で微調整ができるので、精度の高いブラシを作成でき、制作の現場でもつかえるレベルのものになります。

    光と色をキャッチ

    Looks という機能をつかうと光と色相を抽出し、画像とビデオに使用できるカラーのプロファイルに変換できます。主にレタッチ作業の時などに便利な機能で、好きな写真の雰囲気などを取り込んで反映することができます。

    綺麗な夕日などを撮影してその雰囲気を反映したい時に利用することで表現がスムーズになります。

    その他の機能

    正直ここからはWEBの制作ではあまり使用しませんが、素敵な機能があるのでざっとご紹介します。

    繊細なパターンの作成
    Capture プリセットの幾何学パターンをつかうと、撮影もしくは取り込んだ画像から幾何学的なパターンを生成できます。

    3D テクスチャの生成
    3Dデザインでつかうためのリアルなマテリアルを、撮影した画像から直接生成できます。さらに、マテリアルのテクスチャを調整することができるので、実作業で使用する際に便利だと思います。

    まとめ

    いかがでしたか?

    モバイルアプリでここまで便利なアプリはそうそうないです。
    ぜひ一度アプリをつかって制作してみてください。個人的にはベクター化とフォント判別が非常に便利な機能だなと思ってます。他にもAdobeさんから色々なアプリがたくさん出ているので、気になる方はつかってみてください。

    ダウンロードはこちら

    App Store

    https://apps.apple.com/jp/app/adobe-capture-クリエイティブキット/id1040200189

    Google Play
    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.creativeapps.gather

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