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2021/04/23

スーパー解像度で簡単に画像をキレイに美しく

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    こんにちは。デザイナーのteruiです。

    デザイナーのみなさん、日々デザインしているときに「この写真を使いたいのにすこし小さい…」、「いい写真なんだけど、もう少しくっきりしてるといいのにな…」なんて思ったことありませんか?
    そんなあるあるな悩みを解消してくれる素晴らしい機能がAdobeに実装されました。

    今回はその機能を実際に使用し、どんな効果があるのか見てみたいと思います。

    Adobeの新機能「スーパー解像度」

    Adobeは2021年3月にPhotoshopの最新バージョンを公開しました。これに合わせてAdobe Camera Rawもv.13.2にアップデートされ、新たな機能として「スーパー解像度」が実装されました。

    スーパー解像度とはAI(Adobe Sensei)の力を使い、見かけの解像度を上げることで画像の品質を向上させる処理とのことです。簡単に言うと、画像のディテールを保持したまま縦横のサイズを2倍(解像度で4倍)にしてくれるという素晴らしい機能のようです。

    スーパー解像度………「Super Resolution」の和訳のようですが、絶妙にダサい
    それでは早速使用してみましょう!

    スーパー解像度の使い方

    実際にスーパー解像度を使用して、画像の解像度を上げてみます。

    現在は、Camera Raw v.13.2での利用のみとなっているようなので、PhotoshopのプラグインであるCamera Rawを利用するか、写真管理アプリケーションのBridgeを利用するかのどちらかになるようです。
    将来的にはLightroomでも利用できるようになるようですが、現状は上記の2種類がスーパー解像度を使用する方法になります。

    今回はBridgeでスーパー解像度の処理をしていきたいと思います。

    Camera Rawで開く

    まず最初に対応形式である、RAW,JPEG,TIFFなどの画像データを準備します。
    Bridgeで対象のファイルを右クリックすると、メニューに「Camera Rawで開く」の項目が表示されますので、そちらを選択します。

    「強化」を選択

    そうするとCamera Rawの編集画面が出てきます。
    画像の上で右クリックすると、メニューに「強化」の項目が表示されますので、そちらを選択します。

    スーパー解像度を選択し実行

    「強化のプレビュー」というウィンドウが表示されますので、ここで「スーパー解像度」の項目にチェックを付け、「強化」のボタンを押します。

    元写真の解像度やPCのスペックにもよりますが、数秒〜数十秒の待つとスーパー解像度の処理が行われたファイルが完成します。
    弊社の素晴らしいPCだと、今回の画像では1秒ほどで処理が完了しました。

    そうするとプレビュー画面の下に、スーパー解像度の処理がされた画像が現れます。
    生成された画像ファイルはDNG形式となり、ファイル名が「●●●●-強化.dng」となります。

    今回使用した画像サイズは1338px×892pxでしたが、スーパー解像度の処理後は2676px×1784pxとなり、きっちり縦横のサイズが2倍となりました。
    ちなみに画像のデータ容量は、586KB→20.6MBと解像度の上昇に合わせてデータ容量も上がりました。

    Photoshopで開く

    最後に、処理された画像を選択した状態で右下の「開く」を押すと、Photoshopで処理された画像が表示されます。

    DNG形式のままだと、他のアプリやwebでは使用できないので、JPEGなどの形式で再度書き出して使用してもらえればと思います。

    画像比較

    それでは、スーパー解像度の処理をかけた画像と元の画像を比べてみましょう。

    どうでしょう?パッと見ただけでは少し差がわかりにくいですね。
    もう少しわかりやすいように拡大して見てみましょう。

    こうすると一目瞭然ですね!
    左が元画像で、右がスーパー解像度の処理をかけた画像になりますが、元画像の方は少しもやっとした印象ですが、スーパー解像度の処理をかけた画像の方はエッジがくっきりとしていて綺麗になっているのがわかります!

    まとめ

    みなさん、スーパー解像度いかかがでしたか?

    簡単に画像の解像度を上げることができるので、解像度が低い写真しかない場合や、写真の中で小さな被写体にフォーカスしたいときなど、使いどころによってはデザイナーの助けになってくれる機能だと思います。
    ですが、全ての画像を綺麗にしてくれるというわけではないようで、ピントが合っていない画像や元々画質が悪い画像の場合は十分な効果が得られないようです。

    今回は比較検証していませんが、元々Photoshopにはバイキュービック法という、ディティールを保持したまま解像度を上げる機能があります。こちらの記事でスーパー解像度とバイキュービック法の比較や、スーパー解像度についてさらに詳しい解説がされていますので、興味のある方はご覧いただければと思います。

    今後、AI技術はさらに進歩していくことは明確だと思いますので、さらに便利で素晴らしい機能やツールもどんどん開発されてくるかと思います。
    新しい技術もうまく取り入れつつ、デザイナーとしてスキルアップを目指していきたいですね。
    それではまた。

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