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【インタビュー】デザイナーとして成長した、とっておきの一冊

みなさん、こんにちは!
デザイナーの岩田です。

すっかり秋になり、寒くて家にこもりがちな今日この頃。
家の中でごろごろしたり、本を読んだりする時間も増えてきました。

さて、今回は社内のデザイナーの皆さんにインタビューをしました!
インタビューのテーマは。。。

デザイナーとして成長した、とっておきの一冊

デザイナーとして意識が変わったりスキルが上がった、
とっておきの本を紹介してもらいます!

いわゆるデザイン本のまとめブログのような形ではなく、 
現職のデザイナーひとりひとりにとっての、
「こだわりの本」と「その本を選んだ理由」を紹介していきます!

これからデザイナーを目指している方や、
デザイナーとして成長していきたいと思っている方は、
ぜひご覧になってみてください!

1. Teruhiko Seki

ノンデザイナーズ・デザインブック【初版】

この本を選んだ理由

デザインの入門書として評価の高い教則本です。
その名前の通りデザイナー以外の人間のためのデザインの本で、“4つの原則“に沿って実例を交えて教えてくれるので、とてもわかりやすい本です。前職でお世話になったアートディレクターの方からお下がりをいただいて以来大切に読んでいる本です。当時デザインが全くできなかった私に「自分も昔これを上司にもらって勉強したからお前もこれで勉強してみな」といただきました。お下がりのお下がりなので結構年季が入ってますが、初版のノンデザイナーズ・デザインブックは最新のものよりも内容がシンプルで個人的にはわかりやすいしおすすめです。 

2. Haruka Bamba

「言葉にできる」は武器になる。

この本を選んだ理由

デザインを考えるとき、頭の中に浮かぶ感覚を言葉にできなかったり、その言葉を捕まえること(自分のものにすること)が苦手という自身の課題に対して読んだ一冊。
「言葉にできないのは、言葉にできるほど考えていないから」という筆者の言葉は確かにその通りで、「言葉にできない、伝わらない」モヤモヤの原因が解説されており、思考とそれを表現する言葉の解像度を上げるためのヒントがまとめられています。
デザイン書ではありませんが、小手先のテクニック本でもなく、デザインをする上で基盤となる「言葉」に対する向き合い方を学べる一冊です。 

3. Hakaru Iwata

なるほどデザイン

この本を選んだ理由

デザイナーではない方が読んでみて、直感的にデザインのことが学べる本です。
単に見た目を良くすることがデザインではなく、目的を伝えるためにどうデザインするかを、例を交えながらわかりやすく紹介しています。
絵や図、グラフやイラストを多く用いているので、飽きることなくスラスラ読めてしまいます。
現役デザイナーが読んでも、「デザインとは何か」を振り返る最適な本だと思います。
私も定期的に読むようにしています。

4. Yuta Terui

ハイキュー

この本を選んだ理由

登場人物たちの全力を出し切る姿勢に、自分自身も諦めずにあと一歩しっかりと踏み込んでデザインに向き合えているかなど、デザイナーとしての心構えに影響を与えたくれた作品です。

5. Jiyu Ko

TRANSIT(トランジット)

この本を選んだ理由

昔から雑誌が大好きで様々な雑誌に目を通してきましたが、
個人的にBEST雑誌である「TRANSIT」。
1ページ1ページ違うレイアウトデザイン、特集ごとのフォントデザイン、現地の空気感が伝わる写真、文章。
毎回異なる細部のこだわりに、ページをめくるたびに感動があります。
今思うと、この雑誌がデザインの面白さを教えてくれたような気がします。

6. Koichi Morimoto

ほんとに、フォント。

この本を選んだ理由

様々な業種・用途別に、おすすめのフォントが幅広く紹介されているので、フォント探しに活用しています。
また、初心者デザイナーがしがちなNGデザインとその修正案が掲載されているので、デザインを始めたばかりの人には特におすすめです!

7. Aya Atsuta

植物図鑑

この本を選んだ理由

フラワーアーティストの東信、写真家の椎木俊介による植物図鑑。
花などの植物は身近なものなので、誰もが一度は写真を撮ったことがあると思いますが、
この本は、フラワーアーティストの東さんの作品、それを切り取る椎木さんの写真、そして、本の編集が相まって、植物の魅力が存分に引きだされていて、とにかく美しく、ずーっと眺めていられます!
「見せ方次第でこんなにも人を惹きつけられるものになるんだ!」と、ビジュアルのもつ力を改めて感じさせてくれた一冊です。

8. Asumi Ushizawa

考具

この本を選んだ理由

アイデアの生み出し方について、私が知る中で一番具体的でわかりやすく教えてくれる本です。
この本を読んだことでアイデアを出すことへのハードルが下がった気がします。
すぐにアイデアが思いつかなくて悩んだりする方へおすすめです。

9. Yu Saito

欧文書体―その背景と使い方

この本を選んだ理由

欧文書体の構造・歴史・雰囲気・ルールなど詳しく記されていて、欧文書体をなんとなくではなく論理づけて使えるようになれます。

おわりに

いかがでしたか?
デザインのテクニック本だけではなく、雑誌や漫画などさまざまなジャンルの本が挙がり、面白かったですね。

本を選んだ理由のコメントからも、エヴォで働いているデザイナーの個性や雰囲気が、少しでもこの記事を読んでいる皆さんにも伝われば嬉しいです。

少しでも興味を持った本がありましたら、ぜひ読んでみてください!
それではまた次回お会いしましょー!